|
フルートの練習メモ 0386
参照:フルートの部屋
フラウト・トラヴェルソのレッスン(3)
昨日の発表会の余韻(ショックともいう。。。)も覚めやらぬうちに、
前田りり子先生の2回目のトラヴェルソのレッスン日を迎えました♪
何しろフルートの発表会が昨日だったこともあり、
トラヴェルソの練習はあまりやることができませんでした。
でも、全然、やっていなかった訳ではなくて、
時間を作っては、少しずつ、やっていたのは、エライかも・・・(^_^;
少し、早めについたので、小さな部屋で15分ほど音だし程度の練習をさせて
もらった後、広いレッスンルームに入ると、
先生は、お店に飾ってあった、
18世紀頃の「ステッキ・フルート」を試奏しておられて、
「これ、吹けませんよ・・・と言われたんですけど・・・」
と仰いつつも、音を探りながら
「Cis だけ出ないんですよ~♪」
と仰いながら、ちょっとした曲を吹いてみたりされてました。
「吹いてみますか?」
と言われたので、ちょっと吹かせてもらいましたが、
キィが複雑なので、半音はちょっと試した程度でしたが、先生に
「ピッコロみたいな音ですよね」
と言われる程度の音は、ちゃんと鳴りました♪
先生が出ない・・・と仰っていた Cis も
息の角度を変えたりしてチャレンジしましたが、
正しいピッチがとれません (^_^;
という訳で、最初の5分ほど、この変わったフルートで遊んでしまい、
いよいよレッスン開始。
テキストは、
ボワモルティエ
55の易しい小品 OP.22
を買って、D-dur の所を練習しておいて・・・と言われたいたので、
短い曲ですが3曲ちょっと、練習をしてありました。
とりあえず、最初の Prelude を先生と吹いてみました♪
「inegal って、知ってますか?」
と質問されたのですが、わからなかったので、教えて頂くと、
フランス語で不均等・・・という意味だそうで、
この曲を演奏するときは、
メトロノームのように均等に吹いてはいけない
ということをまず、教えて頂きました。
(注)これって、モダンフルートのレッスンとは
全く違うやり方なので、
トラヴェルソとモダンフルートは
別の楽器・・・と思っておかないと混乱します。
この曲は3拍子で、8分音符が続くところがありますが、
その場合、1小節ごとに
t t t r t r
というような吹く・・・といった練習をかなり時間をかけてやりました。
(こうやって、書いただけでは意味不明かもしれませんが・・・)
また、曲全体を見渡した時に
山と谷になるところは、いちばんゆっくり吹いて、
その途中は速く吹く・・・でも、速度の変化は階段状に
なってはいけなくて、連続的に滑らかになっていないといけない
ということなのですが、これを丁寧にわかりやすく教えて頂きました。
さらに、曲全体で
ピークになる音は、いちばん強く、低い音はいちばん弱く
なるようにし、
かつ、1つの小節内でも、弱く初めてだんだん強くなり、
だんだん弱くなる・・・
ように吹かないといけないと言うことで、
これは、前回のレッスンで教えて頂いたこと
の延長です。
トラヴェルソの運指表には、替え指がいろいろあって、
どれを使うのがベストなのかちょっとわからないこともあって、
今まで、結構適当な指使いで吹いていた
のですが、今日は、
どの運指で吹くのがベストか
とか、
指のポジションとか、トラベルソの支え方とか、姿勢など
についても、きっちり指導して頂けたので、とてもためになりました。
また、トリルも、最初はゆっくりしてだんだん速くするので、
ピッチを調整するために、
3通りの指使いを使い分ける・・・
ということも教えて頂きました。
本当に、奥が深~い 内容で、今日も感動しました!
最後に、昨日の発表会で吹いたバッハのソナタの奏法について
質問に答えて頂いたので、フルートの演奏にも活かしたいと思います。
|
|
2019 calendar
<<
|
3月 |
>>
|
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
| | | | | 1 | 2 |
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 | | | | | | |
新しいトピック
最新:01/05 19:32
|
|